efoで改善って何?一から知りたい入力フォーム最適化について

EFOとはEntry Form Optimizationの略語で、日本語にすると入力フォーム最適化という言葉になります。簡単に言えば、WEBサイトにある問い合わせや注文などの入力フォームの問題点を洗い出して改善させ、より使いやすくより多くの人が利用できるようにすることを意味しています。

しかし、いざEFOを試みようすると、様々なキーワードなどがあってさっぱり分からないという人もいることでしょう。《関連リンク|efo|エフトラ

今回は、EFOがどのようなものであるか詳しく解説します。


そもそもEFOってなぜ必要なの?

そもそも、どうしてEFOをする必要があるのでしょうか。運営しているサイトに何らかの入力フォームがあって、誰も利用してくれないという場合は確かに改善が急がれることでしょう。反対に、ある程度の数の注文や問い合わせなどが送られてくる場合、そのような疑問を持つことがあるかもしれません。

実は、入力フォームを利用する途中でページから離脱をしてしまう人は、一定の割合で存在すると考えられています。例えば月に百人からフォーム送信が行われていても、実はさらに二十人がアクセスしたものの、途中で作業をやめてしまっているかもしれないのです。

このような問題が発生してしまう理由の一つには、入力フォームに問題点があることで、ユーザーが手間に感じてしまったり、不安を覚えてしまったりして、結局、処理を完了させずに帰ってしまうと考えられます。このような潜在的なユーザーを逃さないようにする確率を高めることが、EFOの最大の目的と言われているのです。

利用者の立場になって考えてみよう!

問題のある入力フォームとはどのようなものがあるのでしょうか。まずは自分がユーザーであると仮定して、想像してみることがおすすめです。例えば、インターネットショッピング中に品物を注文しようと思った時、住所や電話番号の項目における、半角・全角の入力指定がわかりづらくて度々エラーが起きてしまったとしたら、どのように感じるでしょうか。

もっと分かりやすく半角・全角を指示してくれれば良いのに、あるいはどちらも認識してくれれば良いのに、と思う人は少なくありません。あるいは、WEBサービスを利用しようと思って新規登録する際に、氏名や住所、郵便番号などを入力する欄があったら「一体なんのために必要なのか?」と身構えてしまう人は決して珍しくありません。

あるいは、入力項目が多すぎて面倒になってしまう可能性もあるでしょう。このような技術的な部分の改善と、人の心理的な部分を考慮した改善、その両方を行うことがEFOの狙いなのです。

ほんの少しの修正でも離脱率は下がるかも!

EFOは効果がある反面、本格的な改善を行なう場合、専門家による作業が必要になってしまう可能性があります。

そのため、大規模な改善を実施する前に、少しの修正を試みて様子を見るというケースも多くみられます。

例えば、一般的なチェック項目としてあげられるポイントとして「項目数を再検討して少なくする」を試みたうえで、「必須・任意項目の明記」「半角・全角指定の明記」「エラー発生時に入力内容をリセットさせない」といったものがあげられます。

最も大切なことは、そもそも入力フォームの項目は適切かを検討することです。

例えばメールアドレスについては、打ち間違いなどを防ぐため、二回入力させる方法が導入されていることがありますが、人によっては一回目の入力した文字列をコピー&ペーストするため、ミスの防止対策として適切ではないという説があります。

特殊な事情がない限り、まずは一回のみの入力にしてみてトラブルが発生しないかをチェックしてみると効果的です。項目数を再検討したら、入力をアシストする情報を増やし、打ち間違いによるエラーを防ぎましょう。さらにエラーが発生した場合に入力内容をリセットしないことが大切です。

というのも、エラーによってネガティブな気持ちが起きている状態で、さらに最初からのやりなおしを強制するというのは、ユーザーに対して非常に不親切であると言わざるを得ないでしょう。できれば「どの項目でエラーが起きたか」という情報を強調したり、その項目にカーソルを合わせた状態にして差し戻したりするフォームであれば、ユーザーの心理的な負担を減らせることでしょう。

もしも入力フォームをレンタルしている場合は、そういった部分を考慮しているサービスを再検討してみることもおすすめです。

自分で根本的な対策をする場合は?

もしも自分で本格的に対策を行おうと思うのであれば、EFOツールを導入することがおすすめと言われています。一般的なEFOツールは、エントリーフォームの問題点を改善するための機能に加えて、解析機能が備わっているため、具体的に何が問題となって離脱する人がいるのかを知ることができて便利です。

というのも、エラーが発生した項目や具体的な内容などの統計情報を採取するので、自分の運営する入力フォームの何が問題であるかをピンポイントで確認し、改善する方法を検討することができます。また、入力フォームにあると良いと考えられる、入力の漏れやエラー内容をその都度指摘してくれるアシスタント機能や、カラーリングなどのデザイン性の向上機能も役立ちます。

個人情報を入力するという作業は、人によってはハードルが高いことであると言えるでしょう。一見するとささやかな機能に思えても、そういった点が配慮されていることで、ユーザーが「このサイトは信頼できそうだ」というポジティブなイメージを抱く可能性が上がると考えられます。

解析と入力フォーム向けの機能、その両方をパッケージ化したEFOツールの導入は、改善対策として非常に重要なのです。

efoで生年月日などの入力を最適化!ユーザーが喜ぶシステムを実現しよう

導入においては手間と費用などをよく考えて!

とはいえ、EFOツールは基本的に有償利用となります。多くの場合は一定の月額費用が発生するか、あるいはまとまった金額を一括で支払う必要があると考えた方が良いでしょう。こうなると、「具体的にどの程度、改善するかがわからないのにお金を支払うのは厳しい」と感じる人は決して珍しくありません。

しかしEFOツールなしで根本的な対策をする場合は、かなりの時間をかけて修正を試みていく必要がある他、入力フォームに必要な機能を次々と追加する技術力も必要になってしまいます。EFOツールの中には無料トライアル期間を設けているものも珍しくありませんので、そういったサービスを利用して、まずは導入してみるというのも良いでしょう。

テスト運用をしてみてどれほど改善するかが確認できれば、その後、利用するかどうかを検討しやすくなるはずです。中には実に70%もの中途離脱が発生していたというケースもありますので、テストをする前から「うちのフォームは大丈夫!」と思いこまないことをおすすめします。